「世界のジョーク」的な本の中に必ず登場する小話に「世界最強と世界最弱の軍隊」てなのがあります。

A: 「世界最強の軍隊をつくるにはどうすればいい?」

B: 「それならば、アメリカ人の将軍、ドイツ人の将校、日本人の下士官兵を集めればいい」

A: 「じゃあ世界最弱の軍隊ってのはどんなだろう?」

B: 「それは簡単だ。中国人の将軍、日本人の将校、イタリア人の下士官兵を集めれば良い」

みたいなやつです。

軍隊には将軍・将校・下士官兵と大きく分けて3つの役割があります。若干の差異はありますが、それらは会社組織に当てはめる事ができます。

・将軍:軍隊の最高決定権者 会社で言えば社長・役員
・将校:参謀や現場指揮官 会社で言えば部長~課長
・下士官兵:現場叩き上げ 会社で言えば係長~ヒラ

的な感じです。

いわずもがな、軍隊というのは究極のタテ社会組織なので、会社に似通う部分が多々あります。

では、なぜ上記の組み合わせがそれぞれ最強・最弱と言われるのでしょうか。

アメリカ人の将軍:カリスマ性と豪快な決断力

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米軍のトップには「男が惚れる男」とでもいうべき、カリスマ性があると言います。まず部下への愛がハンパない。時に厳しく、時にフランクに、部下には家族のように接します。そして決断は速く、なおかつ豪快。

また、部隊全体をノセるのが上手いのもよく言われる特徴。人望あるジェネラル(将軍)に

「合衆国の命運は貴君らの双肩にかかっている」

とか言われたら、米兵ならずともシビれてしまう(?)

ドイツ軍の将校:冷徹な現状分析力と高い管理能力

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ドイツが誇る冷徹な分析能力を持ってすれば、戦況を見誤ることはありません(ほんならバルバロッサ作戦は何やったんや!)。そして例外を許さない部隊統率力、補給を常に意識する管理能力(ほんならあの(以下略)

中間管理職にドイツ人将校がいれば、組織が引き締まること間違い無し!!!

日本軍の下士官兵

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今では考えられませんが、元来日本人はサイヤ人並みの戦闘民族でした。戦国時代なんて100年間(!)も戦争してたわけだし。

その死をも恐れぬサムライスピリットが、薩英戦争ではイギリスの大砲相手にサムライがちぇすと突撃、日露戦争では3万人も死者を出しながら人間ピラミッドまで作って旅順攻略、大東亜戦争においてはアメリカ・イギリスなど連合軍を恐怖の底に陥れました。

ルール・規律に忠実、いざ戦闘に臨んでは命を恐れず行動、降伏の二文字は辞書に載ってません。まさに軍人の鑑。いまも日本人サラリーマンは企業戦士と呼ばれ、有給もとらずによく働きます。

以上が「最強の軍隊」の陣容です。以下、その逆「最弱の軍隊」の陣容ですが….

中国人の将軍

これは何故でしょう。ワイロなど汚職が横行するイメージでしょうか?あるいは日清戦争で見せたような軍閥の敵前逃亡かもしれません。もちろん中国4千年の歴史に目を向ければきら星のごとく輝く英雄は数多くおります。

日本人の将校

これはもういわずもがな、希望的観測に基づく作戦立案、補給・兵站の軽視、兵の人命を鴻毛の軽きに扱う等等、枚挙にいとまがありません。「B29は竹槍で落とせる」とまでのたまった行き過ぎた日本軍将校の精神論が、我が国を惨劇に巻き込んでしまいました。

イタリア人の下士官兵

「ヘタリア」の元になったヘタレっぷり。とにかくイタリア軍=弱いというイメージはぬぐいきれません。日独伊の枢軸国においてあっという間に降伏したのも選出理由かと思います。

WW2当時、砂漠のアフリカ戦線において、貴重な水を使ってパスタを茹でていた(?)というレジェンドをもつ。

さて

「最強の軍隊」を会社経営に当てはめてみると、どうでしょうか。

社長・役員がアメリカ軍の将軍のように高いカリスマ性と豪快な決断力を持って組織の大方針を策定し、

中間管理職がドイツ軍将校のように冷徹な分析のもと組織を指揮・統率し、

現場社員が日本兵のように組織的・献身的に働く。

確かに非常に理想的な会社かも知れません。

※画像出典:すべてwiipediaより引用しました

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プロフィール

代表取締役社長
吉田皓一
奈良県出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日放送入社。テレビ営業部で3年勤務したのち退職し、ジーリーメディアグループ創業。東京・台湾・香港を往復しつつ、細々と事業を展開しております。趣味は酒と飯です。車・ゴルフ・時計等一切興味なし、ただひたすらに美酒と美食を求めて日本全国を巡っています。

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