台湾には毎年、入場者数が10万人を超える大規模な旅行博(Travel Expo)が数回行われます。

特に春のTTEと秋のITFは入場者数が30万人以上にのぼり、非常に高い人気を博しています。会場では世界各国の観光ブースが百花繚乱でして、特に日本ブースは全国の企業や自治体が出展するので、とても大規模なブース区画となっております。

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当社も2013年に始まり、毎年TTEとITFに合計6回連続、欠かさず皆勤賞で出展してきたのですが、もう旅行博に出るのは止めました。

1. パンフレットを配ってもゴミ箱に捨てられるだけ

旅行博の入場には300元(=1,000円)必要なのですが、なぜみんな1,000円払ってでも入りたいと思うのか?別にチラシやパンフレットが欲しくて300元払ってるわけではありません。場内で売られる旅行商品を買いに来てるのです。なので会場のすみにはでっかいゴミ箱が用意されていて、その中には、綺麗に刷られた、日本から重たい思いをして持ってきたであろうパンフレットが山と捨てられています。自治体のものは、もちろん税金です。我々の血税が台湾のゴミ箱に捨てられてる様は、慚愧に堪えません….

2. 効果が不明瞭

全力でパンフレットやビラを配り、ステージでパフォーマンスをやり、ノベルティを配ったところで、果たしてそれがコストに見合う効果があったのかどうか、今後のKPIをどう設定すれば良いのか、わかりません。まぁ、ブース出展ってだいたいそうですけど。

3. 日本の出展者が多すぎて埋没する

ここ数年、日本の企業・自治体は猫も杓子もITFで、みんな旅行博めがけて来るので、日本ブースはいつも場所が足りず、ブースは抽選や先着順になります。これだけ日本の自治体・企業が集まると、確実に埋没する=出展しても認知してもらえないのは必定です。

4. ブース代がどんどん高騰

3にも関連するのですが、近年出展希望者が増えているので、ブース代がどんどん高くなっています。果たしてコストに見合うのか、疑問に思ってきました。

5. しんどい

これが一番かもしれません。人がめっっっっちゃ多いので、1時間もいればどっと疲れます。ぼくはもうアレがムリなので現場にはまず行かないのですが、毎回出展の担当をしてくれてる社員には本当に申し訳ないです。朝から晩まで4日間、ずーーーっと正社員をアサインするのは合理的ではありません。

日本からは大勢の出展者が来られますが、わざわざ旅費をかけて来て、中国語ができないので黙々とビラを配るだけなのはもったいないです。訪台する人は最少限にして、あとは現地スタッフ&アルバイトに任せたほうが良いです。

てなわけで、どうも合理的でないので、台北での出展はもう止めます。今後は南部でやるか、或いは費用対効果が把握しやすいwebのPRに専念するか…、別の方法で展開しようと思います。

皆様もぜひ、新たな施策をご検討なされたらいかがでしょうか(ご相談お待ちしておりますw)

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プロフィール

代表取締役社長
吉田皓一
奈良県出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日放送入社。テレビ営業部で3年勤務したのち退職し、ジーリーメディアグループ創業。東京・台湾・香港を往復しつつ、細々と事業を展開しております。趣味は酒と飯です。車・ゴルフ・時計等一切興味なし、ただひたすらに美酒と美食を求めて日本全国を巡っています。

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