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「田舎の学問より京の昼寝」つまり、田舎で一生懸命勉強しているより、都会で遊んでいる方が、得られるものは多い、ということ。

 

これほど交通や通信が発達した現代でも、このことわざは不変。

 

地方に行くと、どこの高校も今だに異常なまでに国公立志向で、親も教師も東京の私立より何が何でも地元の国公立大に行かせたがるが、東京と地方では機会の質も量も、情報の質も量も断然違う。

 

「親に負担をかけたくない」と東京を諦めて地元に残る親孝行な高校生には涙がちょちょぎれるばかりだが、学生時代を東京で過ごすか地方で暮らすかで、社会に出てからの生涯所得の差が、大学4年間の学費や生活費なんか比較にならないくらいバカでかくなる、かも知れない。それくらい、学生時代に得られる刺激や経験は、地方とは大きく異なる。

 

自分は大阪市内の高校を卒業したので、ある程度「都会」というものには慣れているつもりでいたが、東京は当然ながら大阪とは比較にならない大都会だった。政治家だろうが財界人だろうが、会いたいと思えばすぐに会いに行けたし(これは学生の特権)、とにかく刺激に溢れていた。就活の時も、地方だと毎回上京するのに交通費がバカにならないけど、東京の大学なのでいつでもOB訪問できたし、インターンもしまくれたし、全てにおいて入ってくる情報量が地方とは圧倒的に違った。

 

こんな事いうと怒られるかも知れないけど、東京と地方の格差がかくも広がった今となっては、借金をしてでもまずは東京に出たほうが良い。

 

社会人で30歳を越え、転勤で初めて東京に来る人の中には、なかなか東京の商習慣やスピード感がマッチせず、苦しむ人も少なくない。前職サラリーマンの時も、大阪ですごく高い評価を受けていた上司が東京に来て馴染めず、商習慣の違いもあって、社内外で総スカン食らっているのを見た。東京に友達もおらず、辛そうだった。やはり東京には早いうちに出ておいた方がいい。

 

翻ってそれがし、高校卒業とともに東京に来て、人生のちょうど半分を東京で過ごしてきたけど、いよいよ疲れてきたというか、東京に飽きてきた。いまは東京にいるより、京都や奈良で伝統や文化に触れているほうが、仕事のインスピレーションを得られる事のほうが多くなってきた。

 

いまの生活は東京:台北:日本の地方都市=1:1:1くらい、だいたい1/3ずつで転々としているけど、ゆくゆくは地方、とくに関西にいる比率を高めていきたい。

 

お金も人も情報も、どんどん東京に吸い込まれていって、東京ばかりが繁栄して地方が疲弊している現状を、ワテが変えたろうと思うとります。

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プロフィール

代表取締役社長
吉田皓一
奈良県出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日放送入社。テレビ営業部で3年勤務したのち退職し、ジーリーメディアグループ創業。東京・台湾・香港を往復しつつ、細々と事業を展開しております。趣味は酒と飯です。車・ゴルフ・時計等一切興味なし、ただひたすらに美酒と美食を求めて日本全国を巡っています。

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